日時 | 2023年12月5日(火)9:30~18:00予定 |
会場 | 東京コンファレンスセンター・品川 |
参加費 | 無料 |
対象 | ・シノプシス光学製品をご利用いただいているお客様 ・ 光学CAEツールの導入をご検討中のお客様 ・これから光学・照明シミュレーションを始めようとしているお客様 |
注意事項 | ・ベンダー様や競合企業様、Gmailなどフリーメールでお申込みのお客様は、ご参加をお断りさせていただく場合がございます。 ・講演の録音・録画は一切禁止とさせていただいております。 ・申込者以外の第三者のご参加はご遠慮ください。 ・講演の開始/終了時間は変更になる場合がございます。 ・講演内容は変更になる可能性もございます。 |
9:30~9:40
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諸連絡・注意事項などのご案内
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9:40~10:00
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Optical Solutions Group 統括責任者によるご挨拶
Head of the Optical Solutions Group, Emilie Viasnoff 氏
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10:00~10:40
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基調講演
日本光学会の役割と日本の光学業界に望むもの
一般社団法人 日本光学会 会長 川田 善正 様
日本光学会は、1952年に応用物理学会内に設立された光学懇話会を起源とし、応用物理学会分科会日本光学会を経て、2014年9月に発足しました。昨年、70周年を迎えた歴史と伝統のある学会です。日本光学会では、機関誌「光学」および英文論文誌 “Optical Review” の刊行、年次学術講演会Optics & Photonics Japan (OPJ)や光学シンポジウム、冬期講習会などの活動を引き継ぎつつ、AIやX線などの研究グループや産学連携に関わる専門委員会の発足など体制を拡充して、活発に活動しております。
本講演では、日本の光産業における当学会の役割や業界、若手研究者に対する想いをお伝えしたいと思います。
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10:40~11:15
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シノプシス講演
照明光学の公差における最近の進歩
日本シノプシス合同会社 雪田 俊平
公差解析は、システム内のさまざまな誤差の発生源がシステム性能にどのような影響を与えるかを決定する設計プロセスのひとつです。
しかし、照明光学系の公差解析は、確立された手法がない、モンテカルロ光線追跡で時間がかかる、結像光学系に比べ照明光学系の許容誤差が大きいなどの理由で結像光学系ほど一般的ではありません。
本発表では、米国国立科学財団 I/UCRC Center for Freeform Optics (IIP-1338877, IIP-1338898, IIP-1822049 and IIP-1822026)の支援を受けて研究した自由曲面レンズの面摂動による公差解析の例をご紹介します。
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11:15~11:50
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シノプシス講演
メタサーフェスを含む光学系の効率的な設計
日本シノプシス合同会社 岩井 広成
近年、メタサーフェスに関する研究や開発が、学術界や産業界で盛んに行われています。この講演では、メタサーフェスとレンズやミラーを組み合わせた光学系の設計/評価に対するCODE Vのアプローチ法をご紹介します。メタサーフェスの設計で課題となる回折効率の考慮についても触れる予定です。
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11:50~13:50※
※レストランの収容人数の関係で、昼食組と聴講組の完全入替の2部制となります。(同一講演を2度実施いたします) |
シノプシス講演
パンケーキレンズを用いたVRシステムの設計例
日本シノプシス合同会社 杉山 晃
本講演では光学性能とサイズ・重量・コストのバランスが優れている
と言われている、パンケーキレンズを用いたVR(仮想現実)システムの解析事例をご紹介します。CODE Vでパンケーキレンズを設計し、RSoft Photonic Device Toolsで偏光要素のモデル化とLightToolsへのデータエクスポートを行います。そして、LightToolsでARシステムのトータルの性能解析と、迷光減少のための最適化を行います。
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13:50~14:30
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ユーザー講演
超広角カタディオプトリック光学系の設計アプローチ
ソニー株式会社 技術開発研究所 Corporate Distinguished Engineer 西川 純 様
本講演では、半画角100°を超える投射レンズを用いた全方位型ディスプレイと、ホログラフィックスクリーン面上に、全ての主光線を半画角70度で入射させる高輝度透明ディスプレイを実現する光学系を紹介します。
設計例のない光学系に対するアプローチの一つとして、過去の様々な光学系も参考にしながら、新しい光学系のイメージを描き、粗い光学データを創り、そして最適化をしていく過程も示されます。
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14:30~15:05
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シノプシス講演
光学設計における耐熱最適化
日本シノプシス合同会社 谷川 崇
レンズの周囲の環境(温度・圧力)条件は、光学素子の表面形状、厚さ、配置、材料の屈折率を変化させ、光学性能に影響を与えます。屋外や宇宙空間といった過酷な環境下で温度変化に対し性能を維持するレンズを設計するためには、様々な温度モデルを作成して同時に最適化を行うことが効果的です。本講演では、CODE Vで耐熱最適化を行うためのマクロを使った従来のアプローチと共に、新しい手段について紹介します。
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15:05~15:40
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シノプシス講演
メタレンズに関する最新機能
RSoft Product Manager, Chenglin Xu 氏
本講演では、市販化された初のメタレンズ/メタサーフェス用の完全自動化ツールで、逆設計機能を持つMetaOptic Designer(MOD)の機能を簡単にレビューし、最初の2022.09リリース以降の新機能を紹介します。 お客様のご要望に基づき、CODE VにMODアドオンモジュールが追加され、CODE V内で屈折レンズとメタレンズの両方を同時に最適化するハイブリッド光学系の共同設計が可能になりました。また同様にお客様のご要望に応えるかたちで、MODとSentaurus Lithography(S-Litho)を組み合わせて製造公差を調査し、First-Time-Right設計フローを開発しました。
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15:40~16:15
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コーヒーブレイク
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16:15~17:00
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パネルディスカッション
光学設計におけるAIの活用術とは?
日本シノプシス合同会社
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17:00~17:30
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ユーザー講演
誘電体メタサーフェス・メタレンズを用いた多機能イメージングシステム
国立大学法人 東京農工大学 准教授 岩見 健太郎 様
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17:30~17:45
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シノプシス講演
より早く問題解決するためのサポートサイト活用術
日本シノプシス合同会社 尾藤 正斉
シノプシスでは、お客様に製品をより有効にご利用いただくため、様々なコンテンツを用意しております。本講演では、以下を中心としたコンテンツのご利用方法についてご紹介します。
・光学シミュレーション事例集
・Article検索
・FAQ
・新たな製品サポートページ
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17:45~17:50
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閉会挨拶
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