Synopsys Optical Solutions User Conference in Japan 2024

2024年11月5日(火) 9:30~18:15予定 (受付開始:9:00予定)
昨秋に大変ご好評いただいた”Synopsys Optical Solutions User Conference in Japan”を本年もリアル形式にて開催します。 弊社スタッフによる弊社製品に関する講演はもちろん、ユーザー様による講演を昨年よりも多く実施する予定です。 そして、昨年大変好評だった協賛企業展示も実施し、同じ光学業界に携わるお客様や協賛企業様との交流の場として活用いただけます。 また、昼食は会場3階のレストラン「サムシングデリシャス」にてランチビュッフェをご用意しております。 参加費は無料です。お気軽にお申込みください。 なお、講演タイトル/アジェンダは順次公開します。ご期待ください。

開催概要

日時 2024年11月5日(火) 9:30~18:15予定 (受付開始:9:00予定)
会場 東京コンファレンスセンター・品川
参加費 無料
定員 260名
対象
  • シノプシス光学製品をご利用いただいているお客様
  • 光学CAEツールの導入をご検討中のお客様
  • これから光学・照明シミュレーションを始めようとしているお客様
注意事項
  • ベンダー様や競合企業様、米国輸出管理規制(エンティティリスト)に該当する企業様、Gmailなどフリーメールでお申込みのお客様は、ご参加をお断りさせていただく場合がございます。
  • 講演の撮影・録音・録画は一切禁止とさせていただいております。
  • 申込者以外の第三者のご参加はご遠慮ください。
  • 受付開始時間および講演の開始/終了時間は変更になる場合がございます。
  • 講演内容は変更になる可能性もございます。

プログラム   ※今後も順次確定した講演を掲載予定です。

ダッソー・システムズ社の3DEXPERIENCEプラットフォームにおけるLucidShape ~デジタルトランスフォーメーションがもたらす新たなビジネスチャンス~
日本シノプシス合同会社
ImSym:エンド・ツー・エンドの光学システム・シミュレーション(仮称)
オプティカルソリューションの新製品である ImSym - Imaging System Simulator についてご紹介します。
日本シノプシス合同会社
イノベーションの加速:大規模フォトニックデバイスにおける高性能コンピューティング
日本シノプシス合同会社
ホプキンス内視鏡の迷光分析
すべての光学システムには、ある程度の不要な光や迷光が含まれます。結像系の場合、迷光はシーンの詳細を不明瞭にする付加的な画像や画像アーティファクトを生成する可能性があります。医療機器の場合、このような欠陥を低減することで、誤診を減らし、医師が体内を正確に見ることができるようになります。本講演では、硬性内視鏡の迷光源を特定するためのLightToolsの使用方法について説明します。
日本シノプシス合同会社
光工学教育へのアプローチ:アリゾナ大学、光科学部の4年間
米国の大学および大学院レベルの光工学教育には、学生の卒業後のキャリアパスと国や産業界のニーズをうまく整合することが求められます。また、実務における専門性をさらに高めるために、社会人向けプログラムの提供も求められています。 日本においては、光工学は主に企業内のOJTを通じて教育され、高い専門性と実用性と、それに基づく競争力を担保してきました。一方米国においては、アリゾナ大学光科学部、ロチェスター大学といった、光学の研究教育の重要拠点が、光工学のバックグランドを有する人材の育成を長年にわたって続け、産業界に人材を送り出してきました。この日米の光工学教育アプローチの差異を理解することは、日本が今後も光学において優位性を確保していくために重要です。 本講演ではアリゾナ大学光科学部、大学院における学生および社会人向け光学教育プログラムを紹介します。特に幾何光学、レンズ設計、照明光学システム設計およびナノフォトニクスに焦点をあて、大学学部や大学院にて光学に対して全くの初学者が、いかに光工学の最先端の知識および光設計ソフト:CODE V, LightTools, Rsoftの利用スキルを習得していくかを紹介します。
The University of Arizona 高島 譲 様
Mini-Diff V2を用いた車両塗装のBRDF計測と再現システムの実装
グランツーリスモシリーズは、写実的な描写を特徴としたレースゲームです。実際の車両を緻密に再現することを強いアピールポイントとしており、塗装面の色や反射特性の再現と調整には多くの工数がかかっていました。Minidiff-V2や分光測色計を用いることで、この複雑なアーティスト作業を自動化しましたので、ご紹介します。
株式会社ポリフォニー・デジタル 内村 創 様
長作動距離液浸対物レンズの設計理論とCODE Vによる光学設計
現在、ライトシートやメゾスコープに用いられる対物レンズのように、長作動距離と広視野を両立するレンズの光学設計が求められています。今回は、このような対物レンズの光学設計について、収差論に基づくレンズ構成の決定と、CODE Vを用いた設計の実例について理論と実際の両方の観点からの紹介を行います。また、併設展示会において実際の製品を展示する予定ですので、興味を持たれた方はぜひご覧になってください。
京セラSOC株式会社 田邉 貴大 様
小型投光器の色ムラ改善
今年5月、当社は小型投光器をリニューアルしました。従来のCOB光源をSMD光源に置き換えることで、20%以上の省電力化を達成しました。本講演では、色ムラ改善のプロセスについて、LightToolsの使用方法(最適化ツールと逆光線追跡機能の利用)と併せて説明します。
三菱電機照明株式会社 糸賀 賢二 様
光メタサーフェスによるFlat Opticsとその応用
近年、光メタサーフェスに基づくFlat Opticsの研究開発が急速に進展しており、実用化に向けた動きが始まっています。本講演では、光メタサーフェスの最近の進展に触れた後、その光学デバイスへの応用について私達の研究を中心に紹介します。
日本電信電話株式会社 宮田 将司 様
銀塩からデジタルへ 「アサヒカメラ」ニューフェース診断室でのカメラとレンズの評価の変遷
2000年から2020年まで「アサヒカメラ」誌のニューフェース診断室でカメラとレンズの評価を行ったが、担当を始めてすぐにフィルムカメラからデジカメへの大きな変化があり、その後も撮像素子サイズの変化、画素数の劇的増加、ミラーレスカメラの登場、光学ファインダーから電子ファインダーへの変化など、この20年でカメラは大きく変わりました。また大画素数対応の必要性などから、レンズの性能も20年間で徐々に、だが着実に向上を続けてきました。アサヒカメラでの経験から、個人的に感じてきたカメラとレンズの変化について述べたいと思います。
東京大学 生産技術研究所 志村 努 様

講演者(敬称略)

The University of Arizona Professor of Optical Sciences
高島 譲
Professor: The University of Arizona, Wyant College of Optical Sciences, 2022-present Associate Professor: The University of Arizona, Wyant College of Optical Sciences, 2011-2022 Visiting Professor, Utsunomiya University, Utsunomiya, Japan 11/2014-03/2015 Engineering Research Associate, Stanford University, Stanford, CA 2010 Postdoctoral Scholar, Stanford University, Stanford, CA 2007-2010 Optical Engineer, Solyndra Inc., Santa Clara, CA 2006 Research Assistant, Stanford University, Stanford, CA 2000-2007 Research Specialist, Toshiba Manufacturing Engineering Research Center, Yokohama, JAPAN 1990-2000 Optica: Senior Member, SPIE: Fellow Member 2023
株式会社ポリフォニー・デジタル
内村 創
早稲田大学理工学部情報学科修士卒。 2008年ポリフォニー・デジタルに入社。GRANTURISMO7では色彩工学全般、特に塗装色の計測・再現システム、HDRディスプレイ向け可変トーンマッパ設計、取材撮影画像の処理やPVSの事前計算などを担当。
京セラSOC株式会社 Senior Expert, 工学博士
田邉 貴大
2005年 株式会社トプコン入社 2016年 伯東株式会社入社 2017年 昭和オプトロニクス株式会社(現 京セラSOC株式会社)入社 現在に至る
三菱電機照明株式会社 開発本部 開発企画部 要素開発グループ 理学博士
糸賀 賢二
1986年3月 大阪大学大学院 工学研究科 博士前期課程 電磁エネルギー工学専攻修了 1986年4月 三菱電機株式会社入社 中央研究所配属 1993年3月 総合研究大学院大学 数理科学研究科 博士後期課程 加速器科学専攻 理学博士取得 2004年11月-2007年3月 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ナノテクノロジー・材料技術開発部出向 2007年4月 三菱電機株式会社 先端技術総合研究所配属 2018年4月 三菱電機照明株式会社入社 現在に至る 趣味はミニサイクルでのゆったりサイクリング。江ノ島を中心に小田原~横浜に出没。
日本電信電話株式会社 NTT先端集積デバイス研究所
宮田 将司
2011年 大阪大学基礎工学部 電子物理科学科 卒業 2013-2016年 日本学術振興会 特別研究員(DC1) 2013-2014年 スタンフォード大学 客員学生研究員 2016年 大阪大学大学院工学研究科 精密科学・応用物理学専攻 博士後期課程 修了.博士(工学) 同年,日本電信電話株式会社 入社 現在,NTT先端集積デバイス研究所 准特別研究員 入社以来,人工微細構造による光波制御およびそのデバイス応用の研究に従事。 2013年 応用物理学会 講演奨励賞。2022年 日本光学会 光学論文賞。応用物理学会,日本光学会,電子情報通信学会,Optica会員。
東京大学 生産技術研究所 東京大学生産技術研究所教授
志村 努
東京大学生産技術研究所教授(現職)。ポスドクとしてNRC(カナダ),文部科学省在外研究員としてベルリン工科大学および光学研究所(フランス)にて研究。応用物理学会代議員,日本光学会常任幹事,会誌「光学」編集委員長,国際会議プログラム委員長,実行委員長等多数歴任。20年にわたり雑誌アサヒカメラ「ニューフェース診断室」ドクターを務める。 現在,日本光学会監事,ボリュームホログラフィックメモリー技術研究会代表幹事 得意領域: 光学シミュレーション(主に回折,干渉,散乱,伝搬),レーザー,非線形光学,超短光パルス,コヒーレンス,ホログラフィー,フーリエ光学,デジタルカメラ 資格・受賞歴: 工学博士,応用物理学会フェロー,アメリカ光学会(OSA) Senior Member 最終学歴: 1982年東京大学工学部物理工学科卒,1987年同大学院博士課程修了 出身: 東京都(東京教育大学(現筑波大)附属駒場高等学校卒) 趣味・特技: トロンボーン演奏,音楽鑑賞

お申し込み

メールアドレスは会社/所属団体のメールアドレスをご入力ください。 Gmailなどフリーメールでお申込みのお客様は、ご参加をお断りさせていただく場合がございます。 お申込み後、受付完了メールがお手元に届かない場合はお問合せください。 お問合せ先:[email protected] 登録フォームからのお申し込み受付は終了しました。 参加をご希望の方は、事務局までメールにてお問合せください。 お問合せ先:[email protected]

アクセス

東京都港区港南1-9-36 アレア品川 3F-5F

協賛企業展示

#fff
#202055